willとbe going toの違い
今さらながら、willとbe going toについての違いを取り上げます。
この2つ、意味が似たようにもなるし、全く異なったりもしますが、基本的には違います。
まずは、willです。
willのコアイメージは
「意思があることを示す」
です。
I will go to the park.
私はその公園に行くつもりです。
It will rain today.
今日は雨が降るだろう(かなり強い可能性を示します)。
be going toの意味は
「~する予定だ、~するだろう、~するつもりだ」
です。
I’m going to play tennis.
テニスをする予定です。
I’m going to drive to Hakone.
箱根にドライブに行くつもりです。
goのコアイメージは「視点のあるところから離れる」
です。
ですから、be going toは、元々
「~に向って離れていく」
となります。
進行形なので、ずっとそれが続いているニュアンスです。
では、
willとbe going toの違いはどこにあるのでしょうか?
例文で説明するとわかりやすくなります。
I will visit my grandmother today.
私は今日、祖母のところを訪れます(訪れるという強い意志があり、それが未来の行動を指し示しています)。
I am going to visit my grandmother today.
私は今日、祖母のところを訪れます(訪れることが、過去から未来を通じて決まっていることであり、それに向かっていることを示しています)。
willの場合は、祖母のところに訪れるという意思があります。意思は現在にあり、未来には祖母を訪れているだろうと予測されます。
be going toの場合は、祖母のところに訪れることは、今の意思ではなく、過去にすでに決まっていたことであり、今はそのプロセスの中にいます。そして、未来は祖母のところを訪れているだろうと予測されます。
willの場合は意思ですが、be going toには意思はなく、to以下のプロセスの真っただ中でという感じですね。