towardとforの違い
towardのコアイメージは
「の方へ」
です。
方向を示しています。
forのコアイメージは
「(目標の対象を指し)の方へ」
です。
どちらも前置詞で目的地を指し示す名詞がくると「~の方へ」という意味になります。
ですが、ちょっと意味合いが違います。
He went toward Tokyo.
彼は東京の方へ行った(東京に行くことが目的というわけではなく単にそちらの方角に行ったということです)。
He went for Tokyo.
彼は東京の方へ行った(東京に行くことを目的として東京へ向って行ったということ、実際に着いたかどうかはわからない)。
話し手が、話題としている人の意図を知っているかどうかで使い分けるということです。