takeとbringの違い
takeのコアイメージは前に説明したように
「自分のところに取り込む」
です。
そして、bringのコアイメージは
「ある場所に移動させる」
です。
bringのコアイメージから
ある場所に移動させる⇒(ある状態)を(別の状態)に移動させる⇒をもたらす
The news brought me sad.
そのニュースは私に悲しみをもたらせた⇒そのニュースを聞いて私は悲しくなった。
takeとbringは使い方により、同じような意味になるので、ちょっと間際らしくなります。
I’ll bring him to the airport.
私が空港まで彼を連れていくよ。
I’ll take him to the ariport.
私が空港まで彼を連れていくよ。
この2つ一見違いがなさそうなのですが、違います。
bringは通常、話し手の部分が移動先となります。つまり、上記の場合は、airportに話し手がいるのです。
つまり、上記の場合、bringを使うと、
”私は(今、空港にいて)彼を空港まで連れていくよ”
という意味となります。
一方、takeの場合は特に話者のいる場所は特定されていません。
単に、自分のところに取り込むということで、toで位置を指定すると、toで指定された場所に連れていくという意味になるのです。
I’ll bring my friend.
私は友人を連れてくるよ。
この場合、自分の家にでも連れてくるという感じになります。
takeを使って同じような意味にするなら
I’ll take my frined to my house.
私は家に友人を連れてくるよ。
という使い方になります。