shallとwillの違い

Posted on 2012年6月30日 By

shallとwillはよく使う助動詞ですが、その違いについてです。

shallのコアイメージは

「そうする(なる)」

です。

話し手の意思、予測、意向などがあります。

shallを使った語句には、神様用語と言われるものが多々ありますね。shallは神様の言葉というニュアンスがあり、1人称(神はひとりのため)で使われます。また「義務がある」という意味があり、これは、キリスト教のバックボーンが感じられます。

You shall have this ring.
おまえにこのリングをやろう(直訳すると、あなたはこのリングをもつことになる)

これは明らかに上から目線な感じがしますよね。ですから、部下が上司にshallを使うのは適切ではありません。

Macmillanでshallを調べると

shallの意味は

used for saying what you intend to do in the future or what situation you expect to be in
あなたが未来にするつもりのことまたは、あなたがそうなると期待する状態を言うために使われる

used for emphasizing that you are determined that something will definitely happen
あなたが何かがきっと起こるだろうと決められていることを強調するために使われる

used in instructions and legal documents for saying that something must be done
何かがなされなければならないと言うために命令や法的な文書の中で使われる

となっています。

willのコアイメージは

「意思を示す」

です。

1人称に限らず使われます。

shallは使う場面や使う人が限られますが、willは自由で誰もが使えます。

I will go to the park today.
私は今日、公園に行きます。

It will rain tomorrow.
明日、雨が降るだろう。

Macmillanでwillを調べると

willの意味は

used for saying what you expect to happen in the future
あなたが起こる期待をすることを言うために使われる

used for saying what is planned or arranged for a future occasion
未来の機会のために計画されたり手配されたりすることを言うために使われる

used for showing that you are fairly certain that something is true
あなたが、何かが真実であるとかなり確信していることを示すために使われる

used for saying that you are willing to do something or that you intend to do it
あなたが、進んで何かをしたり、するつもありであるということを言うために使われる

used for asking someone to do something, especially when you are annoyed
あなたが、特に悩まされている時、誰かに何かをするように頼むために使われる

used for making a polite offer or invitation
丁寧な申し出や招待をするために使われる

used for saying whether something is possible
何かが可能かどうかを言うために使われる

used for ordering that something must be done
何かがなされなければならないことを命令するために使われる

used for saying what always happens in certain situations
いつもある状態で起こることを言うために使われる

used for saying that someone has a habit of doing something, especially when you do not approve of what they are doing
特にあなたが誰かがしていることを認めていない時、誰かが何かをする習慣を持っていることを言うために使われる

shallもwillも(willは特に)用途はいろいろあります。

ですが、コアイメージで覚えていると、使いやすいと思います。

I shall go there.
私は(必ず)そこに行く(ことになる)だろう(強い意志があり、義務感が感じられきっとそうなる、そうすることになるという感じです)

I will go there.
私はそこに行くだろう(そこに行くという意志があるが、shallのような義務感はない)

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