openとopendの違い
openのコアの意味は
「さえぎるものがなく開いた」
です。
形容詞と動詞として使われ
「開いた、広々とした、開いている、開ける、開く、始める、始まる」
という意味があります。
opendは、openの過去形(過去分子形)で、
「開かれた、始められた」
という意味になります。
The book was open.
その本は開いていた。
The book was opend.
その本は開かれていた。
どちらも本が開いていたという意味です。なので意味的には同じものですが話者が何に意識を向けているかで使い分けをします。
openを使った文章は形容詞のopenを使っています。本が開いている状態であることを表現しています。
一方、opendを使った文章はopenの過去分子形で、本が開かれたことを示しています。
形容詞のopenは開いている状態を示しているのに対して、opendを使うことで何らかの外部の力が加わり本が開かれていることを示唆してます。
形容詞のopenを使った場合も外部の力が加わり開かれたのかもしれませんが、話者はそこに意識がなくて、単に本が開いていた状態であることを言いたいならopenを使います。
一方、外部の力により本が開かれたことに意識がある場合はopendを使います。
またopendを使った場合、外部の力が何かを示すことでより詳細な表現になります。
The book was opend by wind.
その本は風によって開かれた。