forとfromとofの違い(理由や原因を表す場合)

Posted on 2019年4月9日 By

forのコアの意味は

「に向かって」

です。

「に向かって」⇒の理由で、にしては、については

He is known for his smart.
彼は賢さで知られている。

です。

この場合のforは、判断の観点となる対象を指ししてしています。

fromのコアの意味は

「(物事の起点を示し)~から」

です。

「(物事の起点を示し)~から」⇒から、で

I am tired from runnig.
私は走ったので疲れている。

ofのコアの意味は

「2つの切っても切れない関係を表す」

です。

「2つの切っても切れない関係を表す」⇒で、が原因で

My father died of old age.
私の父は歳のせいで死んだ。

forとfromとofの違いですが、

forで理由や原因を表す場合、理由や原因に何らかの主観的な判断があるというニュアンスです。

fromで理由や原因を表す場合、客観的であり起点であるというニュアンスです。

ofで理由や原因を表す場合、直接的であり切っても切れない関係であるというニュアンスです。

He died for cancer.
彼はガンに向かって亡くなった(ガンがあったからこそなくなったというニュアンス。ガンという病がなかったらなくならなかった。そのため意味としてはちょっとおかしい感じ)。

He died from cancer.
彼はガンから亡くなった(ガンが起点となりなくなったというニュアンス。例えば、ガンが起点となり身体全体が弱まって亡くなったとか。)

He died from cancer.
彼はガンで亡くなった(ガンが直接の原因で、彼の死とは切っても切り離せないというニュアンス。ガンが彼を殺したという感じ)

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