atとtoの違い
atのコアイメージは
「~のところに」
です。
場所、状態、程度、時間、などいろいろなところで使われます。
toのコアイメージは
「向き合って(向いて)」
です。
到着点、方向、対象、時間、場所、対比、目的などの意味になります。
例えば、goという動詞を使う場合、
go at +場所
とはなりません。
なぜなら、goは、動作を表しますが、atは、状態だからです。
atを使うなら、be動詞にして、
I am at the store.
私はその店にいる。
のような使い方になります。
この時に、atを使っているので、店の外か中、どちらにいるかは言及されていません。店があって、その場所にいると言っているだけです。中にいると言いたいならば、inを使い、外にいると言いたいなら、outを使います。
I am in the store.
I am out the store.
この時、toを使うと
I am to the store.
となり、意味は
“私はその店に向き合っている”
という意味になります。
店と対峙している感じです。ちょっと変ですが。
例えば、
I was to my son.
私は息子と向き合っていた。
このような言い方は普通です。
atは、状態に使い、toは、動作も状態にも使えるということです。