write inとwrite withの違い
writeは
「書く」
という意味です。
write inはwriteという動詞とinという前置詞(副詞)から成る熟語です。
I wrote in pen.
私はペンで書いた。
一方、write withを使って
I wrote with a pen.
私はペンで書いた。
という言い方もできます。
さて、この2つの違いはなんでしょうか?
write inの場合はpenの後ろに冠詞がついていません。
つまり、この時のpenは、「ペンそのもの」ではないのです。
「ペンを使うこと」と捉えたほうがよいです。
inのコアイメージは
「空間の中に」
ですから、ダイレクトに訳すと
I wrote in pen.
私はペンを使うことの中で書いた。
となります。
ペンを使うという状態の中にいて、書いたということです。
一方、write withの方ですが、withのコアイメージが
「・・・と共に」
ですので、
I wrote with a pen.
私はペンと共に書いた。
となります。
ペンを使って、書いたということです。
両者の違いですが、write inの場合は、パソコンを使う作業や鉛筆を使う作業ではなく、penを使う作業によって書いたという感じです。
一方、write withの場合はpenという道具を使うことで書いたという感じです。
「その作品はどうやって(どんなやり方で)書いたの?」「いや、ペンを使うこと(やり方)で書いたんだ」
なら、write in penを
「その作品はどんな道具を使って書いたの?」「ペンを使って書いたんだ」
なら、write with a penを
使うほうがしっくりきます。
inが状態を表しているのに対し、withは(具体的)手段を表しているためこうなります。