willとbe going toの違い

Posted on 2013年8月22日 By

今さらながら、willとbe going toについての違いを取り上げます。

この2つ、意味が似たようにもなるし、全く異なったりもしますが、基本的には違います。

まずは、willです。

willのコアイメージは

「意思があることを示す」

です。

I will go to the park.
私はその公園に行くつもりです。

It will rain today.
今日は雨が降るだろう(かなり強い可能性を示します)。

be going toの意味は

「~する予定だ、~するだろう、~するつもりだ」

です。

I’m going to play tennis.
テニスをする予定です。

I’m going to drive to Hakone.
箱根にドライブに行くつもりです。

goのコアイメージは「視点のあるところから離れる」

です。

ですから、be going toは、元々

「~に向って離れていく」

となります。

進行形なので、ずっとそれが続いているニュアンスです。

では、

willとbe going toの違いはどこにあるのでしょうか?

例文で説明するとわかりやすくなります。

I will visit my grandmother today.
私は今日、祖母のところを訪れます(訪れるという強い意志があり、それが未来の行動を指し示しています)。

I am going to visit my grandmother today.
私は今日、祖母のところを訪れます(訪れることが、過去から未来を通じて決まっていることであり、それに向かっていることを示しています)。

willの場合は、祖母のところに訪れるという意思があります。意思は現在にあり、未来には祖母を訪れているだろうと予測されます。

be going toの場合は、祖母のところに訪れることは、今の意思ではなく、過去にすでに決まっていたことであり、今はそのプロセスの中にいます。そして、未来は祖母のところを訪れているだろうと予測されます。

willの場合は意思ですが、be going toには意思はなく、to以下のプロセスの真っただ中でという感じですね。

違いを比較